鳥羽市からの提案を聞いて、子どもたちのために決断しよう

sukeru12282006-03-30

(写真は、白熱した議論の途中、いよいよ市長の思いを聞く、というところでお茶して休憩タイムをとる委員の皆さん、オブザーバーの皆さん)
■これが結論です。

鳥羽市からの提案

鳥羽小学校(将来的に小浜小学校及び坂手小学校との統合を考える)に望ましいとした選定地区
として、
★堅神地区(堅神公民館の裏山の土地)を推薦します。

★市民会議からの提案

鳥羽市の提案を受け入れるための条件=ただしがき

ただし、すべての子どもたちが安心して通える状況をつくります。
そのために、スクールバス機能の実現を目指して議論をすすめていきます
そして、地域の方、PTAの皆さんを含めて具体的に検討してゆく場を設けます。

★出席委員24名中19人が、上記条件(スクールバス機能の実現を強く望む)で賛成しました。
賛成多数で、鳥羽市からの提案(+市民会議からの提案した、ただしがき付)を受け入れるということを、本会議の公式の意志とすることが承認されました。

手を上げなかった委員の意見は、

  1. 学区として北の端である以上スクールバス機能の実現は不可欠であり、まだ明確に約束されていないと感じた、など鳥羽市への不信感
  2. 坂手の統合に関しては反対という思いを伝える立場にあるから。ただ堅神がだめだということではない。

 などでした。
■アドバイザー浅野先生の所見(川村の聞き取り記憶による書き取り)
 一番大切なことは、皆さんが最後までテーブルにつきつづけ、明確にひとつの用地案に絞るという結論を出し、市民会議の目的を果たされたこと、このプロセスと成果を大切にしてください。
 前回の用地選定懇話会との違いは、市長も第一回からずっと市民会議に出席されたことです。これによって鳥羽市は市民委員の皆さんと、より切実に課題を共有し、そしてお互いにみんなで決めたことを実現させるための責任を共有できたと言えます。
 細かいところの違いはこれから議論をしていけば良いことで、大切なのは、大きな方向性をまがりなりにも決めたということです。市民委員の中には、PTA関係者以外に、学区内町内の代表の方、観光関係の方や議員の方もみえるわけで、この用地案を一丸となってサポートして実現につなげてゆく責任を分かち合いました。そのことを自覚してください。
 前回の懇話会の頃から、さまざまな用地案が出されましたが、やはり、土地の限られた鳥羽市では、ほぼ同じ用地案が最後まで残ったと言えます。何度仕切りなおしたとしても同様の結論に行き着くでしょう。つまり、この機会を逃せば、ほんとうにもう代替案はないということです。ちいさな違いを乗り越えて、子どもたちのためにがんばりましょう。
 私もサポートできるところは、力になりたいと思います。おつかれさまでした。