★現在教育委員会で検討中の事柄

■概要
 鳥羽市として検討をしたい「スカイライン」と「堅神」のニ候補地について懸案事項を整理し検討と調査を続けています。
■堅神について
 近鉄さんと、子どもたちの通学の安全安心と利便性のためにご協力をいただけるようにお話をつづけています。実現性という点からはハードルは低く実務的に検討することは少ないです。ただ、校区の北端であり、将来の坂手、小浜の統合を考えるときに地元の皆さんのできる限りの納得が必要ですから、現在の議論の経過を校区の皆さんには説明をする機会を随時つくって行きます。
スカイラインについて
 ここは、実務的にほんとうにできるのか?検討しなければならない事項は多いです

  1. 国道からの通学路、スカイラインを通学路にそのまま使うことはむずかしく、スカイラインを管理しておられる会社からゆずっていただく事は困難です。交渉を続けていますが、道路を使わせていただく場合は年間の使用料が発生するとのことです。
  2. JR駅前から国道を通って通学する途中経路の安全が確保できるのかどうか、検討中です。この経路は死亡事故なども最近起こり、とにかく事故の多い道です。こどもたちが歩道から道路に飛び出す可能性はガードレールなどで囲ったにしてもゼロではありません。鳥羽小PTAの皆さんも一番心配している点です。また、整備するために土地を取得する必要がある可能性もあり、当該地権者の方の協力がどれだけ得られるかは、まだわからないと言います。
  3. やきめし 方面からの通学路を確保するためにスカイラインの管理をされている会社は協力をしていただけるそうです。
  4. 日和山ほど範囲は広くありませんが、埋蔵文化財の調査は必要です。経費と工期が余分にかかります。また機械を入れて調査することはむずかしそうで、手掘りになるかもしれません
  5. 大部分の土地を持っている提案者の企業の方の現在の予定は、もし決れば鳥羽小学校用地にあたる部分を提供いただけますが、周囲の土地の宅地造成などをすることは考えていない、ということです。
  6. 地権者の一人の消息がまだ確定していません

■いろいろと検討を続けています。
 以上のように、鳥羽市教育委員会を中心に、出来る限り皆さんにご理解をいただけるように、懸案事項を検討中です。また、随時校区の皆さんを中心に説明する機会も創りつづけています。地味ではありますが、少しずつ前に進んでいますので、ご安心ください。